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トマトのリコピンと抗酸化作用

リコピンは最近話題の栄養成分ですね。リコピンはトマトに多く含まれていることが知られていますが、スイカやグレープフルーツ、柿などにも含まれています。

 

リコピンが持つ効果

リコピンの期待される効果は抗酸化作用です。身体にたまった活性酸素を打ち消してくれる効果があります。βカロテンやルティンなども抗酸化作用があることでよく知られていますが、リコピンの抗酸化力はベータカロテンの2倍もあるといわれています。

 

抗酸化作用によって活性酸素を減らすことは、悪玉コレステロールを減らすことにつながります。これは、血液をさらさらにして身体の代謝を促し、結果的にカロリー消費を増やしてくれます。基礎代謝が活発になるわけですから、朝でも夜でもカロリーを消費してくれるので、その分は運動を軽くできるわけです。

 

また、抗酸化作用によるメリットは、シミやシワを防いできれいな肌にしてくれる、癌細胞を抑制してくれる(特に前立腺癌や肺がんなど)効果も期待できます。

 

リコピンを壊さずトマトを美味しくいただく方法

リコピンは熱にも強いので、例えばビーフシチューに加えても適度な酸味がついておいしくいただけます。一般に市場に出回っている大玉トマトは生食用に品種改良されており、甘くておいしいのですが、煮ると甘みが強すぎる、香りが飛んでしまうなどして、おいしくありません。

 

そのようなトマトでも、十分に熟すると加熱してもおいしくいただけるので、生食にはちょっと向かないと思うくらいに熟したトマトを用いるのがコツです。このようなトマトは安売りされていることも多いので、家計も助かります。生のトマトの代わりにトマトジュースやホイルトマトの缶詰を用いるのも良いでしょう。

 

また、大玉トマトの倍以上リコピンが含まれるミニトマトは生で食べる方が多いと思いますが、これも加熱することで量が減り、たくさん食べられるので、大玉トマトの代わりにミニトマトを使ったミニトマトオムレツにしてもいいでしょう。

 

トマトジュースのメリット

一日のリコピンの摂取目標は15ミリグラムといわれています。大玉トマトですと、100g中に3ミリグラム含まれていますから、500g、おおよそ大きなトマト2個分に相当します。結構大変なようにも思いますが、1個を朝と昼に、そして夜は料理に使って1個分を消費すると考えると、できなくもない量です。

 

しかし、トマトジュースだとおおよそ200ccで一日分の消費をまかなえてしまいます。トマトのリコピンは夜のほうが吸収が良いとされており、お風呂上がりにトマトジュース1缶というのは理にかなった使い方です。